70人が本棚に入れています
本棚に追加
― 図書室 ―
あー!
もう!
リン「レーン!」
レン「どーしたの?」
本棚の影から顔を出すレン
リン「暇なの~!」
レン「え、俺は本呼んでるし暇じゃな「それが暇なの!!」
レン「ちょっとは本も読みなよ」
そー言ってレンは苦笑いをする…
挿絵のない本ばかり…
挿絵があるならまだしも…
レン「リン?知ってる?
本は人を選ぶんだってー
凄いよね」
リン「何それ、ただの空想でしょ」
馬鹿馬鹿し事言うなぁ…レンも
レン「わからないよ?
俺が今呼んでる本も、この本の作者が俺に呼んで欲しくて目立つとこにあったのかもしれないしね」
リン「え゙、何…作者の霊が取り付くの…本って……。」
レン「んー、簡単に言えばね」
じゃあ、今生きてる作者でも…その、何…生き霊って言うか…そんなのがついてるの?
リン「変なの…」
レン「そうかなぁ?」
リン「そうだよ!
だいたい本が人を選ぶなんて…」
レン「リンには空想でしか聞こえないか」
再び苦笑いをしてそー言って再び本を見るレン…
さっきから真剣って言うか…
楽しいのかな。
レンはさっきからその分厚い本を見てる。
最初のコメントを投稿しよう!