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「マコ、可愛い」 「へ? ふっ…んっ?!」 「ふぅん? 中々いい反応するな」 「…漣先輩、あの」 「マコ、もっかいしたい」 「…!」 真琴が目をパチクリさせてビックリしていると、漣はフッと微笑んで勝手にキスしてくる。 「…?!」 暫くキスの嵐に遭って漸く離れると、真琴はヘニャっとなってしまっていた。 「フッ マコには刺激強すぎたか」 「…漣先輩、何かエッチです! 最近は発言も過激ですし…」 「そりゃ、マコを誘惑したいからでしょ? わからなかったのか?」 「うぅ… そんな自信たっぷりに言われては何とも返せないのですが?」 「マコ、キスは苦手?」 「い、いえ? でもドキドキします」 「ふぅん、なら… ちょっとバージョンアップしてみるか」 「ん? なんですか?」 「マコ、膝乗って」 「…こ、こうですか?」 真琴は漣の膝にチョコンと乗ってみると、ネクタイを緩められて首筋に吸い付かれた。 「へ?」 「ん、付いた」 「へ? な、何が付いたなんですか?」 「キスマーク付けてみた」 「え? それって…」 「虫除けかな? 男が寄ってこないように」 「…!」 真琴は真っ赤になりながら照れていたが、チロッと上目遣い気味に見てくる。 「な、何?」 「漣先輩、香水つけてます?」 「うん? 匂う?」 「いえ? いい香りだったので」 「ふぅん? じゃあ、マコもつけてみる?」 「へ?」 真琴がビックリしていると、漣は鞄から香水を取り出すと真琴の手首に吹きかけると首にもつけていた。 「…!」 「マコ、同じ匂いになった」 「…漣先輩! 何か特別な感じですね?」 「フッ マコ、嬉しそう」 「漣先輩、ありがとうございます」 「マコ、今日泊まりに来る?」 「へ?」 「ダメ?」 「あ、ダメではなくて… 猫飼ってるので心配でして?」 「なら、一端帰って着替えとか持っていく?」 「いいんですか?」 「勿論だよ? それにマコのマンションもお邪魔してみたい」 「あ、ですね? まだ来たことなかったですもんね?」 「なら、遊びに行ってから家来る?」 「じゃあ、そのようにします」 真琴はフッと微笑んでそう告げると、漣は可愛くて抱きついた。
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