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おばあさんは、意を決して、口を開く。
「おばあちゃんね。このお話ね、少し、嘘ついていたの。そして、これから言うことは全て本当のこと。」
「え?」
佑眞が少し、驚いた表情をする。
佑眞は、幼いがおばあさんの話しが本当にあったかぐらい見分けがつく。
実際、信じていなかった。
佑眞はおばあさんが言っている意味がわからず質問をしようとするがその前におばあさんが話し出してしまった。
「小さい頃から話していた、テラデウス様という神様が裏切った人間を懲らしめてしまい、平和になりましたというお話しだったね…。」
佑眞は、話しを折らずにおばあさんの言っていることを最後まで聞くことにした。
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