始まり

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「良く、聞いておくんだよ。えっと、神を裏切る者が増えたところだったね…。」 そして、おばあさんはもう一口、水を飲むと話し始めた。 [それから、神を裏切った者たちは、神々を天へと追い返し、ついには神々を殺めてしまった。 神は、あらゆるモノの創造主。 神は不死身。 死ぬことはない。 誰もがそう思っていた。 しかし、裏切った人間が神を殺めた。 その事実を知り、裏切った一族、人間たちの【神狩り】は増えていった。 世界は、神々を裏切った人間たちの支配下になろうとしていた。 そして、世界の人間たちもまた、ほとんどが神を裏切ってしまっていた。 だが、そんな中、1人の青年が神々の味方をした。
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