プロローグ

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僕は…一体… 耳の中に風の音が頭に響く ヒューっとかなり強い風だ… 目をかすかに開けるとそこには黄金の世界が広がっていた。 いわゆる砂漠だ。 「ここは…僕は…負けた…のか…」 頭の中には愛するものたちの顔が目に浮かぶ。 「奏…操緒…くそ…くそぉぉぉ!」 このまま僕の視界は真っ暗になる。 意識を失ったみたいだ。 僕のそばに一人の女の子が近寄ってくる。 「可哀想に…また一人…」 砂嵐がうごめく。
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