寵愛魔法使い

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僕の名前は、伊波歩夢[イナミアユム] 生徒会長の一瀬星司[イチノセセイジ]様にぞっこんラブな親衛隊隊長。 大好きな会長に…生徒会に悪い虫がつかないように、今日も目を光らせてます。 ――キョロッ… 「……歩夢。」 「はい?」 星司さまとの二人きりの朝食は、お気に入りだという僕だけの特権。昼食や夕食は、星司さまは生徒会の方々と食べられているし、僕は幼なじみの北川新名[キタガワニイナ]と食べているから別々。 「メシぐらい落ち着いて食え」 「そんな!僕は、星司さまに悪い虫がつかないかと心配で…」 ふっ、と優しく笑った星司さまは僕の耳元で囁いた。 「お前以上に、オレのなかに入ってくるやつなんかいねぇよ…」 だーいーすーきー!! .
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