寵愛魔法使い

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昼休みも終わって、生徒会室から出た僕は午後の授業に向かった。 「おかえり、歩夢」 「ニーナ、ただいまあ!」 ニーナこと北川新名[キタガワニイナ]は、僕の幼なじみで星司さまの親衛隊の副隊長。 「えへへ…」 会長のヤキモチ発言にニヤニヤの止まらない僕を見て、ニーナは苦笑い。 「いいことあったみたいだな?朝はあんなに不機嫌だったのに。」 「会長がね、ヤキモチ…」 「へぇ、会長がねぇ…」 「もう、大好き!」 ニーナは、くすり、と笑って僕の頭を撫でた。 .
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