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親衛隊隊長を任されるためには、やっぱり自分のやるべきことはやっておくことがいちばん大切。
だから、日々の授業だって、予習復習だって欠かせない。
僕らの通う、私立玄鳥羽学園[ｼﾘﾂﾊﾙﾄﾊﾞｶﾞｸｴﾝ]は全寮生の男子校
高い進学率と大手企業への就職率が日本でも指折りの学校
星司さまのお父様が理事長で、息子の星司さまは生徒会長…なんて素晴らしい。あいらぶゆー。
で、話を戻すと
全寮生の男子校だからこそっていうか、もう当たり前になってて理由とかよくわかんないんだけど…
この学園は、同性愛が盛んだったりする。
恋人は欲しいけど周りには女の子がいないとか、もともと男の子にしか興味ないとか、多分そんな理由だと思う。
そんな学園の生徒会は、会長･副会長･会計･書記の４人で構成されていて、メンバーは人気投票で決められる。
なんでかっていうと、全校生徒(高等部の)1500人越えというマンモス校な学園では、秩序とか風紀とか乱れやすくて。だから、生徒が従いやすい生徒を学園のトップにすればいいのではないかという先代からの考え…ッて、星司さまに聞いた。
星司さまは、票数なんと500票という異例の人気で文句なしぶっちぎり生徒会長就任。
他のメンバーもやっぱり人気があって、親衛隊は当たり前にあったりする。
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