第1話

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真里亞 「ないない!うー!うーうー!!」 (騒ぎ出します) 戦人 「どうしたんだよ、真里亞。何か失くしたのか?」 譲治 「僕も探してあげるよ、何が無いんだい?…?」 戦人 「……あれ?確かさ…この辺の小さい岩の上に鳥居みたいなのがなかったっけ…?」 「確かにあったぜ 島の最初の目印だったからよく覚えてる」 譲治 「僕も思い出したよ。鎮守の社と鳥居。そういえば無いね…去年は確かにあったと思う…」 真里亞 「ない!ない!うーうー!!」 戦人 「大方、波か何かでさらわれちゃったんだろ?風化してもろくなっていたとか」 朱志香 「なくなったのはこの夏のことなんだよ。私も波にやられたんだと思ってるんだけどよぉ…」 熊沢 「ほっほっほっ…本当にそうならいいんですがねぇ…」
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