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制服祭りがぁあぁああ!?
俺の最後の希望が消え失せてそこはかとない絶望が俺を襲った。
「何よ!? そんなにみたいなら私がスク水でもメイド服でも制服でも着てあげるから元気出しなさいよ!!」
「……へ?」
「あっ…………いやその…………まあ、」
「マジで!?」
俺は、勢いでまた由宇葉を強く抱き締めた。
「やっ!? ちょっと離しなさいよ!!」
由宇葉は必死に抵抗してきた。
俺もせっかくコスプレしてくれると言って貰ったので由宇葉を離すことにした。
「あっ……そんなあっさり離さなくてもいいじゃん」
「なんか言ったか?」
俺は由宇葉がボソボソっと呟いた言葉を聞き逃してしまったが由宇葉は真っ赤な顔で何でもないと言ったから何でもないことにした。
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