アマノジャク

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アマノジャク

ランドセル背負って歩いたあの道 自転車を漕ぎながら走ったあの道 たった二本きりの足で駆け抜けたあの道 僕は全部大嫌いで 壊れるほど叫んだ 呆れるほど笑った あの道を忘れられなくて そんな僕はアマノジャク たまたま友達と会ったりして 偶然仲良くなったりして ついに笑いあっちゃって 僕は全部大嫌いで 壊れるほど笑った 呆れるほど叫んだ あの道を忘れられなくて そんな僕はアマノジャク 一人でいることに疑問なんか感じないよね 一人で泣いた夜に疑問なんか感じないよね 必死で言い聞かせるんだ 僕は全部全部大好きで 壊れなくてもいい 呆れなくてもいい あの道を僕は覚えている そんな僕はアマノジャク
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