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今朝起きた時、ママはもうしっかり化粧をしていた。
普段あまり化粧をしないのに
少し濃いめに化粧をしているのは、顔に青あざがある時だ。
きっと昨夜、僕の失態を｢躾が悪い｣とか言われて殴られたのだろう。
ごめんなさい、僕のせいだ…
だけど、僕達にばれないようにと化粧をしているママに、ごめんなさいを言うことは罪のような気がした。
｢ウォータースライダーに行こうよぉ♪｣
真海の声で我に返った僕は、つかの間の<ただのがきんちょ>で居られる時間を楽しまないのは勿体ない！と思い、真海とじゃれながらウォータースライダーに向かった。
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