音の記憶 1

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音の記憶 1

cast in the name of god Ye not gilty 時間の経過とともに薄れて しまうのが記憶。 たいがいは都合、悪い部分は 中心部だけ焼け焦げ、 甘美な部分は創作的に昇華され それぞれ事実とは異なった形 に変化して残る。 しかし、記憶回路の深層部に 突き刺さり埋もれているパーツ 五感に顕されるような類の思い出があろう。 ときにそれらは、ノンフィクション だった頃の記憶を呼び覚ます 鍵たることもある。
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