淡耀色のエチカ。

キス。【光謙】

………………

しばらくして。
謙也さんが目ぇ覚ました。俺が居んの見て、あんじょう驚きよった。
あ～…驚いた顔もカワエエ……。

「光……っ？
いつから居ったんや。
心臓に悪いやん」

けど、すぐに笑うてくれて。笑顔がイチバンやな……。

そう思った時。

「さっき夢ん中でな、でっかいナメクジにキスされたわ。
うわー…、めっちゃキショいと思わん？さぶいぼ立つ」

「………」

ナメクジ……？

…………

「…へぇ～…ナメクジですか。
そらサイアクですわ」

サイアクなんは謙也さんやけどな。よりによってナメクジて……。
……こら落書き決定やわ。