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レインの部屋に入った
ユズ:双子!?
サン:はい
私はサン
昔はレインと生き別れてしまい存在すら知りませんでした
カナンに告白したのは私で兄さんは昔からユズが好きなのです
カナン:じゃあ二番隊隊長はレインでサンは何なんだ?
サン:二番隊隊長ですよ
我々は力も能力も綺麗に半分なのです
レイン:ただこいつは念入りに調査する性格だからな
短期調査の時は基本的に俺が動く約束なんだ
サン:紛らわしいことをしてしまいすいませんでした
レイン:まったく、言っとけよ
サン:兄さんが言っといてよ
僕はしばらく帰れなかったのだから
だいたいカナンを相手に何でスラッシュアックスで戦うのさ
兄さんは太刀が得意なんだから
レイン:本当に太刀で良かったのか?
サン:…あ、兄さん
竜爺から任務が来てたよ
レイン:話そらしやがった…
サン:えっと、レイン、サン、カナン、ユズに任務を言い渡す
レイン:この三人が一緒か…嫌な予感…
ユズ:何で?
サン:ユクモ村近くの火山に出現したリオレウス、ティガレックス亜種
渓流に出現したジンオウガ、ナルガクルガを狩って来い
なぉ、装備は村長の条件により武器、装備共にユクモで作られた物を着用すること
以上
追伸
この任務は極秘任務により、速やかな撤退を命じるが場合によっては長期滞在と正体を証すことを認める
なお、先見させた五番隊、四番隊との連絡が途絶えたため安否を確認し、無事の場合のみ連れて帰ることを命ずる
だってさ
レイン:面倒…
サン:まぁまぁ兄さん
久しぶりに狩りだけの任務だしさ
楽しく行こうよ
レイン:はぁ…
装備選んでくる
出発は明日の12時
それまでは自由だ
準備を怠らないように
以上
レインが出て行った
カナン:何だよあいつ
やっぱり切れば良かったかな…
サン:無理だよ
カナン:あ?
サン:僕はともかく兄さんは誰であっても殺すことができない
カナン:あ?
サン:レウス
レウス:…
レウスが黙って出て行った
サン:二人には話しても問題ないかな
僕と兄さんは半分…モンスターだ
カナン:!!
ユズ:…
サンが過去を語り始めた
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