ある王国と謎の少年

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王の間 カリン:キャァァァァァァァァ!! カリンは電気を流されていた 王:この戯け者め!! お主は恐ろしい肉食モンスターを一匹取り逃がしたのだぞ!! カリン:ア…カ…ク… 王:この無能め!! カリン:アァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!! カリンは体をビクつかせて倒れた 王:もうお前はいらん!! 王はスイッチを変えた 爆弾のスイッチだった カリン:…(レイン…ありがとう…) 王が押そうとしたその時だった 兵士が慌てて部屋に入った 兵士:国王!! 王:なんじゃ!! 兵士:大変でございます!! 街にリオレウスと侵入者が現れて街の人々を外に出して暴れて居るのです!! 人々が出た方向の先にギルド本部の部隊がおりました 我々のモンスター全滅行動がばれたもよう!! 侵入した少年はもうすぐそこまで… そう言っていると後ろから誰かに切られて倒れた 後ろにはレインが居た 王:な…何者だ!? レイン:…俺はレイン ギルド本部モンスター保護二番部隊隊長の竜使いのレインだ!! 王:竜使いのレインじゃと!? レイン:ギルド本部の名に置いて貴様を裁きに来た!! レインは太刀をしまってスラッシュアックスを抜いた 王:ギ…ギルドの人間が規格外に武器を持っていてよいのか? レイン:俺達モンスター保護部隊隊長は状況に応じて武器を三つまで持つことを許されている 今回は二本だがな 王:ク…わしだけでは死なん その女も道連れじゃ!! 王がスイッチを押すと宮殿が爆発した 王:これは… レイン:わりぃな 爆弾はこいつと会った時に取り換えて火薬庫に置いて来た そんなに爆発したいなら… レインが火の付けていない小タル爆弾を投げた そしてナイフを投げて王の前で爆発させた 王は跡形もなく吹き飛んだ レイン:自分が爆発しな カリンが気を失った レインはカリンを担いで宮殿を出た
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