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次にｶﾘﾝが目を覚ました時にはどこかの村のﾍﾞｯﾄﾞの上だった
ｶﾘﾝ:ここは…
???:目が覚めたかい?
ｶﾘﾝが体を起こして横を見ると竜神族の小さなお婆ちゃんが居た
ｶﾘﾝ:…えぇ
???:ここはｻｸﾗ村
中心に咲くあの大きな桜…万年桜と共に成長した村さね
わしはこの村の村長じゃ
お前さんは村の前で二通の手紙と倒れていたのじゃよ
ｶﾘﾝの横に手紙があることに気がついた
ｶﾘﾝは手紙を読んだ
手紙
ｶﾘﾝへ
ｻﾌﾟﾗｲｽﾞ王国は滅んだ
君を縛る鎖は無い
自由に生きたまえ
しかし狩りができなければ仕事にならないだろう
だから君の力をﾌﾙに生かせる場を用意した
そこでﾊﾝﾀｰを続けるかどうかは君が決めたまえ
続ける場合は正面の扉から外へ
続けない場合は裏から外に出なさい
ｶﾘﾝは立ち上がった
村長:…
ｶﾘﾝ:…お世話になります
ｶﾘﾝは微笑んで正面から外に出た
外にはｻﾌﾟﾗｲｽﾞ王国の住民がｶﾘﾝを出迎えた
ｶﾘﾝ:これは…
村長:もう一つの手紙に村人には全てを伝えたと書いてあったよ
村人の後ろに綺麗になったﾚｳｽｼﾘｰｽﾞとｷﾞﾙﾄﾞﾅｲﾄｾｰﾊﾞｰと紅蓮双刃があった
それと同時に手紙がもう一通あった
手紙
君が表を選んでくれて嬉しいよ
次に会う時はお互い元気で会おう
それでは
手紙を読み終えると裏側から何かが羽ばたく音が聞こえた
裏にはﾘｵﾚｳｽとﾚｲﾝが居たのだ
ﾚｲﾝはﾘｵﾚｳｽと共にｻｸﾗ村を二.三回ほど旋回して飛び去った
ｶﾘﾝは頭を一度下げて装備を着た
そして村人達と楽しそうにｻｸﾗ村を見て回り始めた
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