想い

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届かない 窓際に立ち眺めた月は 紅く紅く妖しく光る 届かぬ腕で 空を裂け 還らぬ思い出 心を砕け いつか叶うと信じても 返事を返す貴女は・・・ 二人で行った丘に立ち 笑いあったあの笑顔すら 微かな風に消されたまま 二度と帰らぬ・・・ おもいでも・・・ 届かぬと知った今でも 貴女の事を想います
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