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約束
記憶の中の貴女は
いつも泣いていた・・・
現実に貴女の笑顔を
見る事はもう無いだろう・・・
犯した罪は消える事は無い
まして失った物はもう戻らない・・・
そんな僕を諭す様に貴女は言った・・・
「過去は逃げる為のものじゃない・・・先へ進む為のものだよ」
と・・・
その言葉を理解するのにこんなにも永い時間がかかってしまった・・・
僕は間に合うか・・・
無くしてしまった貴女との約束を・・・
果たす事が出来るのか・・・
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