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翔side
現在、俺は機動六課の部隊長室に居る。
そこには、クロノも居た。
何故、こうなったのかと言うと、数十分前に遡る事にしよう。
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数十分前
W・CJ「チクショウ!拐われちまった!!」
悔やんでも仕方無いので、俺は帰る事にし、バイクに乗ろうとした。
なのは「ま、待って下さい!!」
すると、後ろから声を掛けられた。
W・CJ「あ?」
フェイト「詳しい事を聞きたいので、一緒に来てくれませんか?」
金髪の女が俺にそう言った。
W・CJ「断〔プルルル〕ちょっと待て。」
断ろうとしたらタイミング良く電話が掛かってきた。
W・CJ「もしもし。」
クロノ〔僕だ!〕
電話の相手はクロノだった。
W・CJ「何だ?どうしたんだ?」
クロノ〔今、機動六課に来ている。そこで話がしたい〕
W・CJ「ふざけんな!俺が管理局が大嫌いな事を知ってて言ってんのか?」
クロノの突然の発言を聞いた、俺は、怒鳴り声を上げた。
クロノ〔……頼む〕
W・CJ「……分かったよ。で、何処に行けばいい?」
クロノの真剣な声に、ついに俺は折れちまった。
クロノ〔六課の部隊長室に来てくれ。そこで待ってる。〕
そう言うと、クロノは電話を切った。
W・CJ「おい!」
なのは「は、はい!」
急に声を掛けられて、驚いたのか、茶髪の女の声が裏返っていた。
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