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はやて「どういう事や?」
はやてが聞いてきたので、俺は液晶画面を開いた。
そこには、クレインが持っていたのと似たメモリが写し出された。
翔「今、ミッドチルダにこれと同じものがばらまかれてる。"ガイアメモリ"って代物だ。コイツが手にした人間をドーパントに変える。」
俺は、ガイアメモリとドーパントについて説明した。
フェイト「メモリを使った人間はどうなるの?」
翔「ガイアメモリの力に飲み込まれて、正気を保てなくなり、最悪場合メモリの毒素に負けて死ぬ。」
フェイトの質問に答えた。
なのは「正気に戻す方法は無いの?」
翔「勿論あるぜ!ガイアメモリを破壊すればいい。そうすれば、正気に戻る。後遺症は残るがな。」
なのはの質問に答えた後に、周りの空気が明るくなりかけたが、俺の説明を聞くと、皆の顔は少し暗かった。
翔「世の中、そんなに甘くはねぇって事だ。」
はやて「話は、変わるんやけど、翔さんも変身する時にガイアメモリを使ってるやん?ドーパントとは違うん?それに、複数のメモリを持ってるみたいやしな。」
場の空気を変えるために、はやてが聞いてきた。
翔「あぁ、俺のメモリは直接差し込んでも、ドーパントにはならねぇ作りになってる。ドライバーを使わねぇと使えねぇんだ。」
ティアナ「じゃあ、何故複数のメモリを使うんですか?」
はやての質問に答えた後に、ティアナが聞いてきた。
翔「複数のメモリを使うのは、状況に合わせて戦い方を変えるためだ。」
俺はティアナの質問に答えた。
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