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とりあえず、長い間会っていなかったから、感極まってしまったのだろう。とりあえず、頭を撫でてあげ、落ち着くまで待つ事にした。
なのは「むぅ~」
フェイト「うぅ~」
スバル「………《ボソッいいなぁ……」
はやて「フフ《ニヤニヤ》」
周りの反応を見ると、何故か隊長陣は、不機嫌な感じで唸っていた。スバルは、羨ましそうに見ていた。
部隊長は、何かイタズラの成功した悪ガキみたいにニヤニヤしていた。
とんでもねぇカオスだった。
ティアナ「///」
暫くすると、漸く自分のしている事に気付いたのか、ティアナは離れて顔を茹で蛸みたいに真っ赤にして、俯いていた。
どうやら、先程の自分の行動を思い返しているのだろう。
はやて「で、ティアナとはどんな関係か教えてくれへんかな?《ニヤニヤ》」
未だにニヤニヤしている八神部隊長がそう言った。
ティアナ「は、はい!///……あれは、私の兄の葬式の時です。」
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ティアナ(幼)「……ヒッグ……グス」
当時の私は兄を亡くした悲しさの余り、毎日泣き続けていました。
上司「ふん、背後から殺られるとは魔導師して失格だな。まったく、どうせなら犯罪者を捕まえてから死ねばよかったものを。むざむざ、逃がしおって、役立たずが。ランスター家は、役立たずばかりだな。」
ティアナ(幼)「…………」
私は悔しくて、何も言えませんでした。
その時、
???「ふざけんなよ!」
上司「ガハ!」
誰かが、その上司を殴ったんです。
ティアナ(幼)「…………」
私は突然の事で、何がなにやら分かりませんでした。
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