Wの検索/町を泣かせるもの

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それから、上司は連行され、葬式も一段落すると、私は少年の所へ行きました。 ティアナ(幼)「……あの……その……ありがとう。」 少年「……あぁ、気にするな。俺が勝手にやったことだ。」 少年は、照れ臭そうに言いました。 ティアナ(幼)「それでも、お礼が言いたいんです。」 少年「……そうか」 すると、少年は頭を撫でながら言いました。 ティアナ(幼)「……な!?」 私は、突然の事に驚いてしまいました。 少年「あっ、わりぃ!」 少年は、撫でた手を離そうとしました。 ティアナ(幼)「……もうちょっとだけ。」 私は、無意識の内にそう言ってました。 少年「……分かった。」 少年は、何も言わずに撫で続けてくれました。 ティアナ(幼)「どうして、他人にそこまで出来るの?」 私は、少年に聞きました。 少年「……俺の目の前では、誰にも泣いてて欲しくないんだ……」 少年は、そう言いました。 ティアナ(幼)「お兄さんの名前は、何て言うの?」 翔「……翔…左 翔」 それが、私と翔兄さんの出会いでした。 そして、別れる時に再び会う約束をしました。 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 なのは side はやて「へぇ、そないな事があったんやね~」 翔「……まぁ、そう言う事もあるさ。」 左さんは、照れ臭そうに帽子で顔を隠しながらそう言った。 翔「………そろそろ、出てきたらどうだ?」 ???〈あら、気付いてたの?〉 翔さんが、そう言うと、通信画面が開かれた。 そこには、見知った顔の女性が映し出された。
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