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二年前 3月某日 私は何度も何度も家の玄関を言ったり来たりしていた 今日は高校合格発表の日 母「何さっきから玄関行ったり来たりしてるの まだ通知がくるまで時間があるんだから落ち着きなさい」 和音「落ち着ける訳ないじゃん 後期はただでさえ取る人数すくないんだよ もしこれで落ちたら通信制の学校なんだよ」 母「お母さんはそれでも良いけど」 和音「嫌だよ 侑李と一緒の高校行きたいよ」 侑李は推薦で決まっていたが私はある事情があって後期になってしまった 母「和音なら大丈夫よ」 お母さんは気楽そうにそう言った 『もうお母さんは能天気すぎ』 和音「もうお母さんは人事だと思って」 ピーンポーン 「阿理さん、速達です」 和音「あ‼はーい」 私は急いで速達を受け取り 中の手紙を見た [阿理 和音様 このたび私立清華学園高等部に合格したことをお知らせいたします      清華学園学園長           清華誠] 和音「や、ヤッター お母さん、合格したよ」 母「おめでとう、和音 頑張ったわね」 和音「うん」
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