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「いやっぁあああああああああ!!!」
振り返った私の目の前にいたのは、黒い影。
その影は、美郷高校の男子制服を着ていた。
――――間違いない。この人は人間だ。
「あああぁぁ……誰?」
「お前こそ、誰だ」
――――それが、彼と私の出会いだ。
* * * *
同時刻。
ある一軒家の冷蔵庫の中。
ごそり。
何か恐ろしいモノが、興奮したように身じろぎしていた。
プロローグ END.
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