彼氏彼女と代表

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瞬間の出来事だよ。急にCクラスのドアが開かれたんだよ。 そしてその先に立っていた男…いや女がいた。 どうして男と見間違えたんだろう女子の制服を来てあきらか女性の顔立ちをしてるのに。 まぁ、そんなことはどうでもいい。 そしてその扉の前にいた女子はいきなり入ってきて、 「静かになさいッこの薄汚い豚ども!!」 「なッ何よアンタ!?」代表も突然の事に驚いている。まぁ、俺も驚いたが。 「話し掛けないでッ!豚臭いわッ!!」 「アンタAクラスの木下よね!?ちょっと点数いいからっていい気になってるんじゃないわよ!」あぁそうか。この人Aクラスの木下優子さんだ。双子の弟の方なら去年見たけど、それにしてもよくにている。制服で見分けないとどちらかわからん。 感心してると木下優子は口を開いて 「私はねこんな臭くて醜い教室が同じ校内にあるなんて我慢ならないの!貴方達なんて豚小屋で充分だわッ!!」 「なッ!!言うに事欠いて私たちにはFクラスがお似合いですって!?」代表が反論する。 全くAクラスだからって調子のってるよ。まさか俺達が馬鹿で無能のFクラスと一緒だなんて。 「手が汚れるのがすごく嫌だけどうす汚い貴方達を相応しい教室におくってあげるわ。」 そして代表に背をむけて部屋からでる。 代表は暫く立ち尽くした後、先程の試召戦争の申し出の紙を女子から奪い取り、教台の上で黙々と何か書き直している。 まさか代表があの程度の罵倒で 「Fクラスなんて相手にしてられないわ。」 Fクラスに攻め込まずAクラスに攻め込もうなんて考える訳… 「Aクラス戦の準備を始めるわ!」 嘘だと言ってくれーー!! それが全ての始まりであり終りだった。
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