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少しの間静かだった
どうかなにも言わないで
もう誰も死んだりして欲しくない
ぁたしが言うのは矛盾してるけど
ぁたしにだって少しぐらい人間らしい感情は残ってる
それを
感情がなかったぁたしに思い出させてくれた白龍は
好き
だからもうぁたしになんかに
カカワラナイデ
「なんでお前はそんなに嫌う」
沈黙を破ったのは桐だった。
キラウ?
嫌いなはずがない
好きだよ…
白龍はぁたしの
あの頃の居場所だったから
ぁたしはそんな言葉を飲み込んだ
「嫌いだから嫌いなの」
ぁたしは桐を睨んだ
モウヤメテ
これ以上ぁたしを
クルシメナイデ
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