254人が本棚に入れています
本棚に追加
/117ページ
「嘘をつくな」
桐はぁたしを睨んでいた
けどどこか悲しい顔のようだった。
「嘘なんかついてない!
桐にはわかんないでしょ?
だから嘘をついてるように思うんだよ…
嫌いだから嫌いなの
龍も嫌い白龍も嫌い
ぁたしが好きなのは
零と伶兄だけ
他にはなにもいらないの
だからぁたしに話し掛けないで」
ぁたしはそう言うと桐はなにも言わなくなった。
「姫
そろそろ本題に入るけどいいね?」
伶兄はぁたしに微笑んだ。
ぁたしはそれに頷いた。
最初のコメントを投稿しよう!