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伶兄は、毎回いい加減なんだから!!
ぁたしは、零のところに向かった。
「零入るよ?」
ぁたしは、返事も聞かず開けた。
「姫どうかしたの?」
零は銃の手入れをしていた。
「明日から白龍の護衛役をぁたしと零でやることになちゃったの」
ぁたしはため息をついた。
「僕も一緒ならボスも安心だねっ」
零はそう言って微笑んだ。
「伶兄が提案したことだし仕方がないんだけどね…
ぁたしは五十嵐組のでいろいろ忙しいのに
伶兄絶対悪魔だよ」
ぁたしはそう言って意地悪ぽく笑った。
「ボスは姫が大切だから僕をつけたんだよ
それにあっちに選ばせたんでしょ?
どうせ
その方が怪しまれないって言うボスの精一杯の優しさなんだよ」
零は笑った。
「それに姫を心配なのは僕も一緒
ボスや僕だけじゃなくってみんな心配なんだよ
もう姫が傷つくとこなんて見たくないから」
零はそう言って抱き着いた。
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