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相変わらず零心配性だな…
「心配しすぎだよ
零はもうちょっとぁたしを信じてよ」
ぁたしは少し悲しい顔をした。
「だからちょっと頼まれごと引き受けてもらえる?」
ぁたしは零に微笑んだ。
「姫が珍しいね」
零も微笑んだ。
「慎二に会って来てもらえる?」
ぁたしがそう言うと零は少し顔が引き攣っていた。
「やっぱ…ムリだよね
いいよ、時間作って会ってくるから」
ぁたしは零の頭を撫でた。
「…ごめんね」
零は落ち込んでしまった。
「大丈夫
ぁたしこそごめんね
零はもう行っていいよ」
ぁたしがそう言うと屋上から出て行った。
ごめんね…零
まだ
コワインダネ
ぁたしは零の後ろ姿を見て思った。
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