*ごえい*

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「慎二って誰だ」 桐がなぜか不機嫌な声を出した。 「誰だっていいでしょ? それよりぁたし教室にいい加減行きたいんですけど」 そうぁたしはまだ教室に行ってない 直接屋上に連れて来られたから担任にも会ってはいない。 「チッ」 桐は舌打ちをした。 「不機嫌にならないで下さいよ桐 確か次の授業は由紀(ゆき)さんの授業ですし出ませんと」 恭平がそう言うと元からこの学校だった桐と和と恭平と圭吾は立ち上がった。 それを見た晴紀、虎、翔は驚いた。 「お前らが教室行くのか?」 晴紀が目を見開いて聞いた。 「由紀さんの授業だからな」 圭吾はため息をついた。 その由紀さんと言う人はよっぽど怖いのだろうか? ぁたし達は屋上を出てチャイムが鳴る前に教室についた。 来る途中ずっとぁたしはパンダ女に睨まれたり悪口を言われていて、それに対して和がキレていた。 ぁたしはべつに構わないのに… ぁたしはそう思いながら和に言われた席に座った。 席は… 和・虎・圭吾 ぁたし・晴紀・恭平・桐 と言う席順だった。
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