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由紀はぁたしに気づき目を見開いていた。
その反応に教室の中も少しざわついていた。
「・・・・・・・姫」
由紀はぁたしの名前を呼んだ。
「由紀ちゃん
久しぶりだね」
ぁたしはそう言い微笑んだ。
それを見た由紀は顔を赤くしていた。
「由紀ちゃん風邪?」
ぁたしは由紀とは昔からの知り合いだった。
そう・・・
由紀とは仕事仲間だ・・・
会うたびに顔を赤くしていたので体が悪いとかと本気で思ったこともあった。
「いや大丈夫だよ姫」
由紀はニコッと笑いかけた。
(由紀さんにちゃん付け
しかも・・・あの由紀さんが笑った)
クラスのみんなが心の中でそう思った。
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