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「い゛だっ!!」
和が鈍い声を出した。
「由紀さん、姫さんを起こさないんですか?」
恭平がニコッと笑った。
「・・・・ぁあ
姫最近寝てないみたいだからな
寝れる時に寝ないと体がもたねぇーだろうが
姫を寝かせといてやれ」
由紀はそう言って優しい顔でぁたしの頭を撫でた。
ぁたしは頭を撫でられて目が覚めた。
「由紀ちゃん?」
ぁたしは寝ぼけた顔で由紀を見た。
由紀はそれを見て少し顔を赤くして苦笑いをした。
「ごめんな起こしちまったな
最近寝てないんだろ?
今のうちに寝ておけ
もし俺にできることがあんなら遠慮せずに言うんだぞ」
由紀は少し悲しい顔をしてた。
ぁたしはそれを見て少し笑ってから
「大丈夫だよ!
それに寝てもいいんなんて教師の言う言葉じゃないでしょ?」
ぁたしがそう言うと
「俺は教師よりナイトの方が好きだな」
と由紀はそう言って授業に戻した。
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