254人が本棚に入れています
本棚に追加
「零!!!」
ぁたしは、怒鳴ってしまった。
でも、零を静かにさせるにはこれしかないって思ったから
「いい加減にしなさい!
・・・ムリしないでよ
ぁたしは、大丈夫だから無理に沈黙破らなくってもいいんだよ」
ぁたしは、そう言って頭を撫でた。
零は、伏せてた頭をあげた。
その顔は、今にでも泣きそうな顔だった。
「・・・・・・姫、僕姫が大好きだよ
だからお願いだからそんな顔しないでよ」
零は、ぁたしに抱き着いて言った。
そんな顔ってどんな顔してるの?
ぁたしそんなに、零を悲しませる顔してるの?
「・・・零、ぁたし今どんな顔してるの?」
ぁたしは、零を剥がして零の顔をちゃんと見た。
「・・・・・今にでも死にそうな顔
感情が、心が姫の顔から見えないんだ。
僕、そんな姫見たくないよ
お願いだからもう
あの頃の姫を見たくないんだ」
零は、声が微かに震えてた気がした。
最初のコメントを投稿しよう!