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「ぁたし小さい頃から裏の世界にいたの
家が家だったから・・・
晴紀達が足し算とかやってる頃にはもう、人を殺すのなんか当たり前だった。
もちろん命なんかいくつあっても足りないぐらい狙われたわ
そして気づいたら周りには誰もいなくなってた」
ぁたしは、静かに言った。
皆は黙って聞いてくれてる。
「誰も信じられなくって、仲間とか友達とか一切いなかった。
周りには、ぁたしを道具と使う人か
ぁたしを殺そうとする人しかいなかった。
10歳だったかな?ぁたしが世界No.1になったのは・・・
もちろんそんなぁたしに感情なんかあるはずがなかった
毎日人を殺すことしかして来なかったし、たまの休みにだって毒を飲まされたりされてたの・・・」
ぁたしが、懐かしそうに話してると、零と慎二以外は顔をしかめてた。
・・・当たり前だけど
こんなこと非現実的だもんね・・・
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