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これには、零と慎二も驚いていた。
「あの頃はまだ、ある殺し屋組織にスパイに入ってた。
人形のように扱うボスを殺すように”本当のボス”に言われて・・・
でもぁたしは、解放なんかされるはずがなかった。
ホントのボスは、ぁたしを
捨てたから」
ぁたしは、静かに悲しそうに言った。
「このことは、零も慎二も知らないでしょ?」
ぁたしは、2人を見た。
2人は、ただ頷いただけだった。
「今のボスには、拾われの・・・
だからぁたしは、あの家のホントの子供でもないし、ホントの兄弟でもない・・・
ぁたしにはね・・・居場所なんかなかったの
・・・でも、そんなある日龍に会った。」
ぁたしは、龍に会った日を思い出した。
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