*げんじつ*

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「なに?」 ぁたしは、それだけ言った。 ぁたしの態度に龍は、びっくりしたようだった。 「・・・お前俺のこと知らないのか?」 龍は、首を傾げた。 「知らないわ あなた自意識過剰? 世界中の皆が知ってるとか思わないことね ・・・それより、手離して」 ぁたしは捕まれてる腕を見て言った。 龍は、フッと笑ってぁたしの腕を掴んだまま歩きはじめた。 「離してよ ぁたし、帰りたいんだけど」 ぁたしは、抵抗したけど、どうも離してくれない。 ぁたしは、諦めて抵抗をするのをやめた。
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