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修練場に着いた幸村と佐助は、ひと足早く来ていた信玄と零の前に向かった。
幸村「お館様!!真田幸村ただいままいりました!!」
信玄「うむ。佐助から聞いたであろう。」
幸村「はい!!聞いておりまする。」
信玄「うむ。零よ、こやつが真田幸村じゃ。」
零「…知っている。」
幸村「お館様!!この方と戦うのでござるなぁ!!」
信玄「そうじゃ。幸村、零は強いぞ?」
幸村「おぉ!!それは、楽しみでござる!!!某、真田源二郎幸村と申す!!!」
零「十六夜零」
幸村「零殿でござるなぁ!!さっそく、やりましょうぞ!!!」
零「…暑苦しい……」ボソ
零は小さくそう呟いた。
信玄「始めるとしようかの。佐助よ。」
佐助「はっ。じゃあ、2人とも前へ。」
佐助の声に、2人は前へ出た。
幸村「零殿!!本気できてくだされ!!!」
零「………」
幸村「おぉ!見ていてくだされ、お館様!!!!」
佐助「それじゃ、始めるよ~2人ともいい?」
幸村「某はいつでも!!」
零「…………」コク
佐助「それじゃ…始め!!」
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