†武田軍†

5/15
前へ
/64ページ
次へ
修練場に着いた幸村と佐助は、ひと足早く来ていた信玄と零の前に向かった。 幸村「お館様!!真田幸村ただいままいりました!!」 信玄「うむ。佐助から聞いたであろう。」 幸村「はい!!聞いておりまする。」 信玄「うむ。零よ、こやつが真田幸村じゃ。」 零「…知っている。」 幸村「お館様!!この方と戦うのでござるなぁ!!」 信玄「そうじゃ。幸村、零は強いぞ?」 幸村「おぉ!!それは、楽しみでござる!!!某、真田源二郎幸村と申す!!!」 零「十六夜零」 幸村「零殿でござるなぁ!!さっそく、やりましょうぞ!!!」 零「…暑苦しい……」ボソ 零は小さくそう呟いた。 信玄「始めるとしようかの。佐助よ。」 佐助「はっ。じゃあ、2人とも前へ。」 佐助の声に、2人は前へ出た。 幸村「零殿!!本気できてくだされ!!!」 零「………」 幸村「おぉ!見ていてくだされ、お館様!!!!」 佐助「それじゃ、始めるよ~2人ともいい?」 幸村「某はいつでも!!」 零「…………」コク 佐助「それじゃ…始め!!」
/64ページ

最初のコメントを投稿しよう!

142人が本棚に入れています
本棚に追加