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部屋に戻ると、幸村が2人に気付き近付いてきた。
幸村「ぜろどの~さしゅけ~どこに行っていたでござりゅか~?」
…………
佐助「ハァ…旦那、完全に酔ってるよ💧…」
零「…真田は、酒が弱いのか?」
佐助「そうなんだよねぇ~だから、飲んじゃダメって言ってんだけどさぁ~」
佐助は、苦笑いをしてた。
零「じゃあ、なんで飲んでんだ?」
佐助「それは…お館様に飲まされるんだよねぇ~💧」
零「ハァ…信玄公にも困ったものだなぁ…」
佐助「そうなんだよねぇ~💧」
呆れている2人。
幸村「ぜろどの~どこに行っていたでござりゅか~?」
零「…月見酒をしに外に行っていただけだ。」
幸村「そうなのでござりゅか~居なくなったので、心配したでござりゅよ?」
零「…佐助と同じこと言ってる…」
佐助「アハハ~ほんとだ。俺様、水持ってくるねぇ~」
佐助は、水を取りに行った。
幸村は
幸村「ぜろどの~いつからさしゅけのなまえを呼ぶように、なったのでござりゅか?」
と、聞いてきた。
零「…ついさっきだ。」
そう、零が答えると
幸村「ん~さしゅけだけ、ズルいでござりゅ~」
と、言いだした。
零「…ズルいと言われても、俺は知らん。」
幸村「しょりぇがしのこともなまえで呼んでくだしゃりぇ!」
零「…イヤ。」
幸村「呼んでくだしゃりぇ!」
零「…やだ。」
幸村「呼んでくだしゃりぇ!!」
零「………」
幸村「ん~~~~」
零「…ハァ……幸村…」
幸村「やったでござりゅ!!」
騒ぎだした幸村。
そこへ、水を持った佐助がきた。
佐助「…旦那💧何騒いでんの?」
幸村「おぉ、さしゅけ~ぜろどのになまえを呼んでもらえたでござりゅよ!!」
佐助「ハァ…よかったねぇ~旦那💧」
呆れている、佐助であった。
佐助「はい、旦那。水だよ。」
幸村「すまぬ、さしゅけ~」
佐助に水を貰った幸村は、寝てしまった。
零「…寝てる。」
佐助「あらら~まったく…零も疲れたでしょ?部屋案内するから、休むといいよ。」
零「あぁ。そうさせてもらう。」
零は、部屋に案内された後、すぐに眠りについた。
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