142人が本棚に入れています
本棚に追加
†異世界†
深い眠りから、目が覚めた俺が見たものは…
刀を交わらせている武士達の姿だった…
すぐに、俺はこれは戦だとわかった。
俺は、戦が一望できる丘の上でその戦を見ていた。
(ここは、異世界で戦国時代のようだが…暇だ。戦の勝敗はどっちだろうなぁ…まぁ、俺には関係ねぇがな…)
そんなことを思っている、十六夜零。
零は、背後から近付いてくる気配に気付いた。
(…4人…それとこれは…忍か…)
近付いてきたのは、兵士4人だった。
兵士「おい、貴様ここで何をしている。」
兵士「どこの軍の者だ。」
零「………」
兵士「おい、答えろ。」
兵士「聞いているのか!」
零「………」
零は、兵士の声など聞いてはいなかった。
兵士「貴様、俺達を無視する気か!?」
零「(…うるせぇ奴等だ…)」
なおも、無視してます。
近くの木からその様子見ていた者がいた。
零が、感じた気配の中にあった忍である。
??「(これって、なんかヤバいんじゃないの…)」
助ける気があるのか、ないのか、そんなことを思っている忍。
兵士「どこの軍の者か知らんが、敵であるからには生かすことはできん。」
兵士「貴様には、ここで死んでもらう。」
零「(…ピクッ…)」
兵士の言葉に反応をしたが、兵士は誰も気付かない。そして、兵士の1人が零に斬り掛かった。
だが……
最初のコメントを投稿しよう!