*山本武*

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「まぁ、時間があまり無いんだ。順にツナ達の修行を見に行くぞ」 ツナ達…?誰だ?それ。 リボーンの言う通りに廊下を歩いて行く。 リボーンがピタリと止まる。 「ここは山本が修行している部屋だぞ。…気を付けろよな…」 「ん?あぁ…」 ―ウイィィィン ザバァァー 「なっ!?」 僕は驚いた。 なんだ!?ここは!?なんで水が!? すると、向こうから黒い鳥が飛んできた。 !?つ…燕!? ガッツン! 鳥は勢いよく僕の頭にぶつかってきた。 い…い…痛い! 僕の意識はそこで途切れた。 「いったぁ…」 ここはどこだ?さっきの場所では無かった。 僕はどうしたんだっけ…。 すると、扉が開いた。 「おっ!目ぇ、覚めたか?ごめんなー。本当にすまん!」 僕に謝る短髪、黒髪の男。着物を着ているが…―誰だ? 「いやぁ、焦ったぜ!あん時は。急に部屋に入ってきて、いきなり気絶すんだからな!」 「名前ぐらい名乗ったらどうだ」 僕は少しキツく言ってみた。
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