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「潤くん…朝だよ。」
扉の前に立って呼びかけても返答なし。
物音一つしない…
潤くんは朝が弱い。
部屋に入って起こすしかない。
黒と青でまとめられた部屋。
ベッドに目をやると規則正しい寝息をたてる潤くんが目に入った。
「潤くん…起きて…朝だよ。…ねぇ~ってば!!」
揺すっても起きない潤くんに私はあきらめベッドの脇に座り込んだ。
一体いつもママはどうやって起こすのかな
ため息を一つついたその瞬間、後ろから腕を引っ張られ、仰向けの潤くんのベッドに倒れた。
「おはよう深桜。」
「////ぉ…おはよ//////」
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