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なんで俺が選ばれたかは知らないし、興味もそこまで無い。
その日の俺は、
いつものように朝起きて、
いつものように朝飯食べて、
いつものように学校に行って、
いつものように学校から帰る。
そんないつもの日常を満喫していた。
それは間違いない。
ただ、いつもと違ったのは、帰り道に好奇心に駆られて、いつもは行かないようなショッピングモールに行ったことだけだ。
それなのに、それだけなのに、本当にそれだけだったのに、
俺は死んだんだ。
360度どこから見ても疑いなく俺は死んだんだ。
いきなり何処かから飛んできた何かが俺の胸を貫いたのを覚えてる。
しかも、その流れ弾が正義の味方的な奴が撃った弾だったんだからもう笑うしかない。
その上、死んだ俺を生き返らせた? のは、俗に言う悪の組織の一員だったんだから、もう苦笑いしかでない。
でもさ、俺に新しい人生? を与えてくれたことには感謝してるんだよ。
ありがとう。そしてごめん。俺はさ、こんな言葉しか言えないんだよ。
ライカ。
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