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今僕が抱いているこの想い……
この想いはきみを苦しめて傷つける。
そんなこと分かっているのに僕は君が欲しい。
もう互いに新しい幸せを手に入れたというのに。
今僕は自らその幸せに終止符を打とうとしている。
帰るべき場所があって、守るべき人がいて……
それを壊そうとしている僕が愚かすぎることは自分が一番知っている。
だからもう友達ではいられない。
恋人になんて戻れない。
そんなこと分かってる。
でも君だけはいつになっても特別なんだ。
こんなにも一人の人を想い続けたことなんて今までなかった。
そう、初めてなんだ。
だからお願い…
いつになっても君だけを想い続ける、この純粋な…
そう、真心を永久(とわ)の『はつ恋』と呼ぶことだけは許して……
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