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君が誕生日にくれた手紙。
そこに記されている内容…ささやかで小さな夢。
でも未だに僕の胸をかきむしるには十分すぎる夢だった。
だって僕はそれを叶えることが出来なかったから。
君が抱えていた愛の傷跡。
僕はその傷に触れなかった。それが優しさだと思ってた。
でも今になって気づいた。
君のことがどんなに大切だろうと、言葉にして…形にして君に伝えなければ意味がないことに。
そう、優しさなんて無意味だという事に。
いや、優しさになんてならないことに。
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