無機質変換

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無機質変換

真っ暗な夜空 星一つない夜 暗闇の世界を 見つめ続けた ステレオから流れる 流行りの音楽は ガンガンと、鼓膜を揺らすけれど 愛の歌も夢の歌も 意味をなさないで 何もかもが無機質に変換されていく、そんな感覚に陥る 見つめ続けた夜空の色 一つを見ているということは 何かを見ていないということ 私が見ていないのは、きっと 無機質に変換された "何か"なのだろう… .
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