12人が本棚に入れています
本棚に追加
「ねえ…」
僕は、声を出した。
相手のコア使いは声を出さない。
「…Game…Start…」
僕ははじめに魔眼使いの元へ走った
相手は僕に向かって銃を向けて
―パシュッ、パシュッ
撃った
(…サイレンサー(消音器)付きの銃…)
考えてる内に、銃弾が向かってくる。
「…領域指定…『斬』『無』『停』」
銃弾が、止まった。落ちることなく、何にも触れることなく、粉々になり、浮いた。
「うそ…」
なんで。という顔をしていた
まあ…初めてみる人はそうなるね…。今のは言霊と魔眼をミックスして発動させた。
「指定解除。…『滅』『裂刃』」
魔眼使いとあと二人にも言霊を使った。
「ぐわっ…!な、なんだ…これっ!きれっ…た!」
男が驚いていた。
「っ…魔眼使い……」
魔眼使いの女が言った
「…え?魔眼?…珍しいんじゃないのか!?日本だと二人しかいないって…!」
男が¨魔眼¨で驚いていた
男が言った通り、日本には二人しかいない
一人は安藤刹。目の前にいる女
そして…僕、静蘭 鈴為(セイラン スズナ)
「…魔眼だけ見抜いても意味ないのに…本当に意味があるのは…『コア侵食』…言葉なの」
それは¨コア¨を食べる言霊
「うわぁぁぁあっ!腕がっ腕が、なくなっ…」
―バタッ
「痛いっ痛い!体中が痛い!あああ!」
―バタッ
「っ…目が、いたい…」
―バタッ
「…………Game over」
僕はケータイを取り出して超能力保護観察局に連絡した
「…あ、局長、遅い時間にごめん…うん、そう。出たから排除した。…うん身柄とりにきて…ここ…?僕の家の近くの廃墟ビル群…コアは侵食したよ。うん。…ありがとう…じゃあまた。」
ピッと通話をきって身柄拘束班を待った。
最初のコメントを投稿しよう!