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気が付いたら、空が目の前にあった
「…どこ?」
キョロキョロと周りをみた
誰も…いない?
空間全体が空色だ…
「すず…」
後ろから声がした
「誰?」
後ろには目が虚ろな女性がいた
「市…すずに会いたかった…」
「市…? あ…さっきの声…貴女?」
「そう…ここは市の夢…市の…居る世界に来て…?」
「うん…行く…いっちゃん、僕を待っててね」
「待ってる…市は…長政さまの…所にいる…から…」
「長政…? 浅井長政…?」
「…そう」
いっちゃんの笑った顔が見れたと思ったら、また意識が遠退いた。
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