憎悪…………第十二章

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次の日… いつものように仕事に行き、いつものように家に帰った。 昨日の事は思っていたより気になっていない、きっともう少ししたら気にならなくなるだろう。 本当は警察に言った方がいいのかもしれない。 けど、自分で罪を感じて自分から自首することが1番いい方法だと思った。 だからいつか自首してくれる事をまた信じて眠りについた。 また次の日。 流也に呼び出されて早めに店に行った。 「おはよう」 「おっす」 「今日はどうした?」 「いや、ちょっと聞いてほしい事があってな」 頭を掻きつつ流也はそう話す、深刻な話しだろうか。 「…なんだ?」 「善、俺さ、京子とさ…その」 「…その?」 思わず身を乗り出す、そんなに深刻なだろうか。 「一緒に…なろうと…思うんだよね」 「…はい?」 「いや、だから一緒になろうと…」 「…」 思わず数秒かたまってしまう。 「はいぃ!!?」 「お前、ちゃんと聞…」 「プロポーズか!!?」 「い…て」 「待て!!早まるな!!確かに給料は上がったけど京子さんが何て言うか!!言うなら言うでちゃんと作戦を!!」 「いや、それは昨日したんだ」 「…えっ?」 また数秒かたまる。 「したんだよ、プロポーズ」
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