考える時間…………第四章

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鈍感で自分が少し笑えた。 僕はたまに何処か抜けていると言われる、確かにその通りだ、。 そんな事無いって思っていたけど改めて実感した。 少し笑った後零香にメールを送った、零香は学生だから今日はメールは帰ってこないだろう。 などと思っていたら携帯が鳴った、零香だ。 ビックリして起きてる理由を聞いてみるとこの時間は大抵学校の課題をやっているらしい。 なるほどと思い普通のメールを返したが内心は凄く嬉しかった、今まではメール出来ないと思っていた時間帯が実は出来る時間帯で、僕は物事は決めつける物ではないと実感。 それから四時ぐらいに二人とも就寝、明日からは仕事終りにもメールしようと思う。 それから約半月がすぎ、零香は長期の休みに入った。 僕はそろそろ零香を遊びに誘う事を考え出す、正確にはメールだけじゃ我慢できないのだろう、僕はもっと彼女を知りたいと心から思った。 最近知ったことと言えば実は零香と同じ高校だったらしい、隣のクラスだったみたいだ。 正直めちゃくちゃビックリしたのを覚えている。 そんなとある日の仕事後、流也にハッパをかけられたのもあり零香を遊びに誘ってみた。 すると…しばらくだってもメールが返って来なかった。 僕は嫌われたのかと思いメールを送ろうとしたが嫌われたら今メールを送るともっと嫌われそうだから今日はとりあえず寝て近いうちに当たり障りの無い感じのメールをもう一度送ってみようと思う。
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